モニュメントの検品
供養塔の中心に立つモニュメントの検品を行いました。

モニュメントは、半円の形をしています。外面はゴツゴツした岩肌のように、内面はつるつるに磨いていただいています。
この形は日本曹洞宗の開祖 道元禅師の言葉からインスピレーションを受け、このような形になりました。
「玉は琢磨によりて器となる。人は錬磨によりて仁となる。何の玉かはじめより光り有る。誰人は初心より利なる。必ず磨くべし、すべからく練るべし。自ら卑下して学道をゆるくする事なかれ」
意味は、宝石は磨くことによってはじめて光り輝くように、人も磨かれることによっての人になる。宝石ははじめから美しいわけではなく、人も初めから優れているわけではない。自らを卑下して、磨く努力を怠ってはならない。
この言葉が、間接的にも伝わるような意匠をモニュメントに施しました。



イメージはもっと岩の原石を剥き出したようなものが良かったのですが、岩肌が滑らかなのでもっとゴツゴツしたように修正できないかお願いしましたが、どうしても加工する時のノミの跡がついてしまうとのこと。
また、ゴツゴツとつるつるの境目がもう少し上に被さっているようなイメージであったため、修正をお願い致しましたが余り削ると丸みがなくなっていくため、程よい修正をお願い致しました。
このモニュメントの内部にも、お経を経筒に入れ、納めます。
亡くなられた方達にとっては安心して休める場所に、残された方達にとっては力を貰える場所に。
人々の安心のため、仏教が末長くこの世に残り、世界を照らし続けますように。

以下はモニュメントの試作です。
何度も粘土で作り直し、現在の形に辿り着きました。





