-坐禅-本来の自分に気づく孤高の時間、仏陀からの贈り物
日々忙しく、誰かのために日々を生きる、すべて人々へ。
坐禅とは、そんなすべての人々に向けて、分け隔てなく贈られた仏陀からの贈り物です。
私たち人間は常に、行動したり思考したりしなくてはいられない性質のようです。
もっと良いもの、もっと落ち着く場所を求めて、あちらこちらを探し回って、今ここに存在している自分自身に満足して、安心して過ごす事が出来ずにいます。
仕事や家族との日々の暮らし、SNSや刻々と変化する世界の情報。確かに、どれも大切なものです。
ですが、ふと立ち止まり振り返ると、突然人生の疑問が湧き上がる時があります。
「私は何のために生まれてきたのだろう?」
この世界は、常に変化し一時も同じであることがありません。
地震や津波、戦争、事故や人災、老いや病気。
いつ、どこで、この命の灯火は、無常の風に吹き消されてしまうかもわからないのです。
仏陀は約2500年前、静かに菩提樹の下に座り、この人生の疑問を解決されました。
しなくてはいけないこと、考えなくてはないこと、それらをいったん傍に置いておいて、ただ静かに、坐ってみる。自分に親しみ、孤高の時間を過ごす。今ここに生きる。
これが、自分自身の人生に気づき、歩むための鍵だと仏陀は教えてくれています。
この動画で少しでも坐禅に興味がわき、坐禅に親しんでいただけたなら幸いです。
合掌
※この動画は、坐禅の作法などをお伝えするものではありません。
私が毎朝行っている坐禅をただ録画したものですので、エンタメ的な楽しさは皆無です。
ただ、坐禅的な楽しさは詰まっています。
坐禅の雰囲気、静かに時が流れていく様子、気にも止めなかった鳥の鳴き声や風の音などを感じ、坐禅に興味を持って貰いたい、そんな動画です。
動画では約1時間坐禅を組んでいますが、5分でも10分でも大丈夫です。
新しい発見があるはずです。
坐禅に親しんできたり、集中する時間が取れる時には、無理のない範囲で座ってみてください。