インド滞在②インディラ・ガンディー国際空港に到着。

成田空港からインドのインディラ・ガンディー国際空港(以下デリー空港)までは飛行機で約10時間。11:35成田発のAIR INDIAの飛行機で、18時頃到着します。

この便の飛行機は、私が今まで乗った飛行機の中で一番揺れました。まるでジェットコースターの様に体が浮きました。初めて飛行機のシートベルトの意味がわかりました。落ちるんじゃないかとずっと手を固く握りしめていました・・・。

内心落ちるかもしれないとビクビクしていましたが、無事にデリー空港に降り立つ事ができました!


実は私はインドに一度行ったことがあります。私は当時、マレーシアにあるお友達の仏教寺院からタイにバスで移動した後、バンコクから飛行機でインドに向かっていました。私が初めてインドに降り立った場所はコルカタという場所で、そこからお釈迦さまの悟りを開かれた場所と伝わるブッダガヤに電車で移動し陸路でネパールに入る、という旅程を計画していました。

その当時、現在のようにはインターネットやWi-Fiは発達しておらず、本などで調べて国外を周るわけですが、私はインドについてあまり情報を仕入れてきていませんでした。

コルカタ駅から電車に乗ろうと思い、コルカタ駅に来たのはいいのですが窓口が無数あって、どこがブッダガヤ行きのチケットを扱っている窓口なのかかわかりませんでした。人に聞いても、「あっちだ」「こっちだ」と適当にたらい回しにされる始末。挙句、たどり着いた窓口には長蛇の列ができており、しかも、インドの人は順番を守るという感覚は少ないようで(そういう文化なのだと思うが)、どんどん前に前に割り込んできて、いつになっても私の番はやってきませんでした。ようやく私の番になっても、「ここの窓口じゃないよ」と言われる始末・・。あと何を言っているのか、当時の私にはわかりませんでした(笑) 

その後もインドでたくさんの苦難や貴重な体験をすることになるのですが、ここではそのストーリーは割愛します。未知のインドに揉みに揉まれ、結局ブッダガヤに電車で行く事は諦めて、飛行機でネパールに向かいました。雑踏で混沌としたインドを身をもって体験した、今では懐かしいエピソードです。


そんなインドでの経験があったため、今回も一人で目的地まで辿り着けるか不安でしたが、今はもう海外用のSIMカードやポケットWi-Fiもある時代です!以前よりは英語も勉強して向上しているのでなんとかなるはず!

インド入国の際、アライバルビザが求められるのですが、私がネットで申請したのは期間が短すぎて連絡が来なかったので、現地で再び申請する事にしました。

ネットではかなり待たされるという情報がありましたが、実際デリー空港に着いてみると現地での申請者は私しかおらず、記入する内容も予習済みだったのであっという間に申請して通過出来ました。オンライン申請でのあの複雑さはなんだったんだ(苦笑)

とうことで、無事インドに入国できました!


デリー空港から目的地のレーまでは翌日の早朝便の飛行機で行きます。そのため、どこかで夜を越さないといけませんでした。

空港内にあるホテルを当日取ろうとしたのですが、ホテルの入り口がどこかわかりません。調べてきた入り口も見当たりませんでした。

こういう場所では一度空港の外に出てから別の入り口でチェックインする、という事も考えられます。海外ですからね。とりあえず、デリー空港から建物の外に出てみると、大勢の人が空港の周りにいて、多くの車が行き交っていました。時刻も夜に向かい暗くなってきていましたが、気温はまだかなりの暑さでした。耐えかねてまた空港に戻ろうとすると、入り口の守衛の軍人さんに「このレー行きの飛行機は明日の朝だから、登場時間までかなり時間がある。近くなるまで空港に入れる事は出来ない」と言われてしまいました。「いや、航空券は持っているのだから空港に入れてよ」と伝えても取り合って貰えません。「もしくは空港内ホテルの予約があれば入れることが出来るよ。お前持ってるか?」「いや、持ってません」「じゃあ入れる事はできないから、また明日の朝来て」

考えた結果、ネットでデリー空港内のホテルを予約して、「いま空港内ホテルを予約したから空港に入れてください」と伝えると、空港内に入れて貰えました。

はじめから空港を出ずに、ホテルを予約すればスムーズに進んだのでしょうが、だいぶ歩き回って時間をロスして疲れました。一時間くらい空港周辺を行ったり来たりする羽目になりました。

ホテルの場所がわからなかったので同じ軍人さんに尋ねると、丁寧に場所を教えてくれました。強面ですがほんとは優しい軍人さんでした。

教えられたホテルの入り口は、一見ホテルだとは気づけませんでした。近くにいた人に聞くと、「そこの電話に電話してみて」と言われました。確かにホテル入り口に電話が置いてあり、電話をかけると「今から行くからちょっと待ってて下さい」という具合でした。

Holiday Inn Express New Dehli International Airport T3 ホテル入り口。わかりずらいです。

荷物運びの人が来てくれて、案内されるままチェックインして部屋に入る事が出来ました。満室だったら、空港の外でホテルを探しに行かないといけなかったので、空きがあってほんとに良かった。。

ホテルを出て、外で食べ物でも買いに行こうとすると、「チェックアウトまで外には出られないよ!」とフロントの人から言われました。「じゃあ食事はどうしたらいいの?」と尋ねると、「中にレストランがあるからそこで食べな!」との事。

こういうところの食事は高くつくので回避したかったのですが、仕方がなくこちらで頂きました。

もし今後、このホテルに行かれる方はご注意ください。

インド滞在③に続く。

過去記事 インド滞在①はこちら。

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