東日本大震災、被災地への追悼の鳴鐘
本日令和5年3月11日、東日本大震災が発生し多くの尊い命を失って12年が経ち、今年で13回忌にあたります。
全国の曹洞宗寺院の一部では地震発生時刻の14時46分に、被災され命を失った多くの方々への追悼と早期復興を祈願して堂内の鐘を打ち鳴らしました。
追悼慰霊法要や復興祈願法要を行うところもあるようです。
私たちのこの命はいつ消えてしまうかわかりません。しかし、普段はその事を忘れてしまっています。忘れてしまっているので、つまらない諍いをしたり、くよくよしたり、自分は自分はと慢心したり、好きや嫌いの縄で自らを縛り苦しめてしまっています。
予期せぬ事によって尊い命を失ってしまった多くの方々は、時が流れても私たちに無常の意味を教えて続けてくれているようです。
無常を本当に知っている人は仏と呼ばれます。どうすれば本当に無常を知り、無常を乗り越える事が出来るでしょうか。
被災にあわれた全ての方々へ、心からご冥福をお祈りいたします。合掌。