遠く離れて臥し坐り -ダンマ・パダ 第185偈-

本日、12月8日は釈尊が覚りを開かれた成道の日です。

その追体験として、曹洞宗本山や各仏教の道場では12月1日から一週間、朝から晩まで坐禅をひたすたら行う修行期間が設けられています。

私も本日坐禅を組みました。

ここで、坐禅の重要性について、過去七仏(釈尊含め、過去に現れたとされる七人の仏陀)が共通して説かれたと伝わる詩偈を紹介致します。

ダンマパダ 第14 仏の章 185偈

『罵り害することもなく 根本戒をよく守り

 食事において量を知り 遠く離れて臥し坐り 

 また禅定によく励む これが諸仏の教えなり』

『ダンマパダ 全詩解説』片山一良

自他共に傷つけることなく、戒によって心を守り、貪らず、雑音から離れて生活すること、そして坐禅や瞑想に努めること、どの仏陀も共通して説かれた教えです。





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