近年、墓じまいや永代供養のご相談を受ける機会が増えており、将来の事やもしもの時に不安を感じている方がいらっしゃる事をひしひしと感じております。

お話を伺うと、墓じまいを考えている方々は「子供が他県で生活しており地元にいないからのちのち迷惑を掛けたくない」「お墓を守っていく後継者がいない」など、本当はご先祖様やお墓を大切に想っているけれど、致し方なくお墓を手放さなくてはならない方々が大半だと感じました。

当院では永代供養に申し込まれた方々は毎年、春のお彼岸と秋のお彼岸、毎年8月10日に合同の供養祭(盂蘭盆施食会)を開催し供養を行っております。

また、一周忌から五十回忌まで各年回忌に当たっている方々は、毎年大晦日の夜に安心して新しい年を迎えられるように、丁寧にお作りした御膳やついてもらったお餅、お菓子や果物などをお供えして供養を行っております。

永代供養に申し込まれた方でも、特別な思い入れのあるお日にち(ご命日・年回忌など)にご希望がございましたら、お経をおあげして供養を行う事もできます。

遺骨は当院墓地境内にある共同納骨塔(合祀)へ納骨していただく事になります。

※当院の永代供養に申し込める方は当院の檀家になって頂ける方のみです。当院以外の寺院の檀家になられている方は、当院の永代供養のお申し込みは出来かねます。各菩提寺にご相談をお願い致します。